オノ タカヒロ
Takahiro ONO
小野 隆啓 所属 京都外国語大学 外国語学部 英米語学科 職種 教授 |
|
発表年月日 | 2015/10/31 |
発表テーマ | 二言語同時学習の可能性 |
会議名 | 第3回愛知大学語学教育研究室公開講演会 |
主催者 | 愛知大学語学教育研究室 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(招待・特別) |
開催地名 | 愛知大学名古屋キャンパス講義棟8階L803教室 |
発表者・共同発表者 | 小野隆啓 |
概要 | 京都外国語大学では、英語を基軸とした二言語同時学習を目指す教育プログラム、Bi-language Simultaneous Learning EX (BLS-EX)という独創的な言語教育が行われている。BLS-EXのEは英語、Xはもう一つの外国語を意味する。外国語学部の学生は主専攻の外国語と第2外国語の二言語を履修するのが一般的であり、両者は独立した科目として個別的に教授されている。本取組では、英語ともう一言語のそれぞれを専門とする教員が、ティームティーチングにより同時に教壇に立ち、同一内容の教材を用いることにより授業が進められる。二言語を対照言語学的アプローチにより比較対照し、両言語の発音、語彙、文法、表現、意味における共通点、類似点、相違点を明確にすることで、学習者に個々の言語の特性をより深く明確に理解させ、習得させることが出来ます。また、比較文化論的アプローチにより言語的側面だけでなく、文化面、社会面なども比較対照することにより、それぞれの言語圏の事情をも理解させ、二言語を駆使できる高度な語学力を有する人材の育成を進めるものである。本講演ではこの二言語同時学習という独創的な言語教育プログラムについてその取り組みについて発表した。 |