ローラ アリエス
Laura ARIES
ローラ・アリエス 所属 京都外国語大学 外国語学部 フランス語学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2022/07/23 |
発表テーマ | 日本の郷土玩具とは?「張子の虎」はただの玩具ではない。 |
会議名 | 関西に滞在するフランス語を話す研究者による学会 (RCFK 2022) |
主催者 | 日本滞在のフランス語話者の若手研究者団体「Sciencescope」 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 京都精華大学 |
発表者・共同発表者 | アリエス・ローラ |
概要 | 張子の虎とは和紙で作られた虎で、その起源は江戸時代に遡ります。
張子の虎は日本の文化遺産であり、形、サイズ、色、付属品など、その地域によって様々であることが認められますが、ここではその役割とは何なのかについて検討しています。玩具という言葉通り子どものためのおもちゃなのでしょうか。日本語の「おもちゃ」という単語と、フランス語の「おもちゃ(jouet )」には何か違いがあるのでしょうか。本発表では、張子の虎に関する民間信仰や、その他の役割について述べました。実際、張子の虎は遊びのために作られたものと、魔除けの意味を成すものがあるようなのです。また、端午の節句のときには、男の子の健やかな成長を願う縁起物としての役割を果たすことについても言及しました。最後に、日本のお土産の文化との関係についても触れました。張子の虎は、各地方の物産や思い出の品として収集されることがあるのです。 |
researchmap用URL | https://www.sciencescope.org/wp-content/uploads/2022/07/ProgrammeRCFK2022.pdf |