ヒガシムラ ノリコ
Noriko HIGASHIMURA
東村 紀子 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2015/12/13 |
発表テーマ | オランド政権下におけるフランスの移民政策-サルコジ政権による移民政策から どのように変化したのか- |
会議名 | 移民の参加と排除に関する日仏研究会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
開催地名 | 大阪大学中之島センター |
発表者・共同発表者 | 東村紀子 |
概要 | 2012年から始まったオランド大統領政権においては、社会党主導による移民政策のもと、サルコジ政権下において厳格化されていた移民政策及び難民政策が緩和されることが予想されていた。ところが実際にオランド政権下においてはロマ系住民の排除やムスリム系住民に対する厳しさは緩和するどころか、むしろ人道主義の美名のもとに確実に厳格化されていった。本稿では、その動きの要因となった政治的背景と社会的要請ならびにヨーロッパ連合による移民・難民政策によるバイアスを明らかにしており、「社会党政権による政治=人道至上主義的政策」とは必ずしも言えないことを明示している。 |