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ウエヤ タカシ
Takashi UEYA
植屋 高史 所属 京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 職種 准教授 |
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| 発表年月日 | 2024/04/20 |
| 発表テーマ | 不同语言背景学生汉语写作教学探索——以日本京都外国语大学汉语专业写作比赛为例 |
| 会議名 | 面向国际中文教育的写作教学与研究专题研讨会 |
| 主催者 | 南京大学 |
| 学会区分 | 国際学会 |
| 発表形式 | 口頭(一般) |
| 単独共同区分 | 共同 |
| 国名 | 中華人民共和国 |
| 開催期間 | 2024/04/20~2024/04/21 |
| 発表者・共同発表者 | 大西博子,楊蕾,植屋高史 |
| 概要 | 本発表では、京都外国語大学中国語学科における作文教育の現状と課題について報告した。本学を含む多くの日本の中国語専攻では、「作文」と称しながらも実際には日訳漢や文法練習が中心で、学習者が自ら構想して書く訓練は十分でない。特に中上級クラスでは、母語話者や継承語話者が混在し、学習背景の多様性が指導を難しくしている。さらに、近年は機械翻訳やAIの普及により、学習者がどこまで自らの意図を正確に表現できているのかが新たな課題となっている。そこで2023年12月に「中国語作文コンテスト」を実施し、教員による分項評価と学生投票を組み合わせて総合的に審査した。その結果、上位入賞者は必ずしも母語話者ではなく、読み手をどれだけ意識しているかや構想の工夫が重要な要因であることが確認された。今後は、学習者の背景に応じた指導法や授業形態を模索し、より効果的な作文教育の在り方を探っていく。 |