タケウチ トシタカ   Toshitaka TAKEUCHI
  竹内 俊隆
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科
   職種   教授
発表年月日 2015/10/20
発表テーマ “Securing Sea Lines of Communication (SLOCs): A Maritime Battleground or Global Commons?”(海上輸送路の安全を確保するには:海洋の戦場かそれともグローバルコマンズが)
会議名 Nanjing Forum 2015: Work Together for the 21st-century Asia-Pacific Peace, Security and Prosperity
主催者 Nanjing University and Korea Foundation for Advanced Studies
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(招待・特別)
単独共同区分 単独
開催地名 Nanjing University (Xianlin Campus), Nanjing, China
概要 中国の経済発展に伴って、海洋輸送路の安全を確保するためと主張して、中国は海軍を急速に増強している。それなりの理解可能な理由である。ただし、中国に限ったことではないが、輸送路の安全確保をゼロサム的に自国だけの観点からとらえる傾向がある。しかし、輸送路の安全確保は、すべての利用国に共通する利害である。別の言い方をすると、グローバルコマンズとして、通常は対立する諸国も共同行動をとれる、取る誘因がある問題である。我々の見方を変える必要がある。