クニシ コウスケ   Kosuke KUNISHI
  國司 航佑
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   講師
発表年月日 2019/10/26
発表テーマ イテル・ヤポニクム――日本の図書館等所蔵の手稿と古い印刷本のカタログ作成に向けて
会議名 イタリア学会第67回大会
主催者 イタリア学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
開催地名 鹿児島大学
発表者・共同発表者 國司航佑、霜田洋祐、Marco Daniele Limongelli
概要 イタリアと日本の研究者が共同研究チームを組み、日本国内の様々な研究機関や図書館に所蔵された手稿および印刷本のカタログ作成を目標とするプロジェクトを立ち上げた。これをパウル・オスカル・クリステラーの名著Iter italicum になぞらえて、イテル・ヤポニクムと呼ぶ。本発表では、プロジェクトの概要の説明と注目すべき事例の紹介をイタリア語および日本語で行う。これまで、対象を1600 年までのイタリア語による手稿および印刷本に限定し、国内の大学図書館および研究機関に所蔵された貴重書の調査を行ってきた。現時点で蔵書が確認されているのは、数点の非常に興味深い手稿、ダンテ作品や古典の俗語訳を始めとする多数のインキュナブラ(揺籃印刷本)、極めて高い価値を有するアルドゥス版の印刷本の数々、さらには16 世紀後半のイエズス会士の日本における活動の記録、などである。日本国内における蔵書の全体像を確認した上で、発表の後半ではこれまでに行った現地調査の成果を報告する。そこでは、『神曲』や『カンツォニエーレ』等の16 世紀の印刷本のいくつかを個別に取り上げ、そこに書き込まれた注釈を中心に具体的な研究内容を紹介したい。