ハナモト トモコ   Tomoko HANAMOTO
  花本 知子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 イタリア語学科
   職種   准教授
発表年月日 2006/03/11
発表テーマ AntonioとAntonio―アントニオ・タブッキと父
会議名 イタリア言語・文化研究会第88回例会
主催者 早稲田大学イタリア研究所
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
開催地名 早稲田大学
発表者・共同発表者 花本知子
概要 タブッキが、自伝的な要素のうち、父親にまつわる経験をどのように虚構作品に織り込んでいるのかを、短編作品「マカオの文書館」、長編小説『レクイエム』第4章、そして自作評論「一音節のなかの宇宙」を挙げて分析した。「父にふりかかった医療事故」が作者の創作において果たす役割について考察し、「外に提示しなければ中毒をおこしてしまうような感覚へのいとまごい」としての執筆活動の側面を確認した。