ハタダ アヤ   Aya HATADA
  畑田 彩
   所属   京都外国語大学  共通教育機構
   職種   教授
発表年月日 2008/09/14
発表テーマ 十日町市松之山におけるギフチョウの個体群動態1. 産卵数と幼虫生存率の年次変化
会議名 日本昆虫学会第68回大会
主催者 日本昆虫学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 香川大学
発表者・共同発表者 畑田 彩,松本和馬
概要 新潟県十日町市松之山地域において5年間にわたって調査したギフチョウの個体群動態について発表した。5年間でギフチョウの卵数の変動幅は4.9倍であった。幼虫の生存率については、積雪量が大きく影響していた。積雪量が多い年は、幼虫期が遅れるため幼虫期の平均気温は高く、生育期間が短縮した。その結果生存率は高くなった。幼虫の食草量は幼虫の生存には影響せず、幼虫期の主な死亡要因は捕食であることも明らかになった。