ウエヤ タカシ   Takashi UEYA
  植屋 高史
   所属   京都外国語大学  外国語学部 中国語学科
   職種   准教授
発表年月日 2016/05/24
発表テーマ Kinship Terms in China Guangxi Liujia Dialect
会議名 International Conference of Asian Geolinguistics
主催者 Royal University of Phnom Penh
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 Phnom Penh, Cambodia
発表者・共同発表者 植屋高史
概要 広西チワン族自治区三江トン族自治県で話される六甲方言の親族呼称に関する報告。六甲の代表的な姓を持つ人々は、年中行事として、自分たちの「姓」の祭日を有する。六甲人にとって相手が同姓であるか否かは、一般の中国人よりも更に重要である。それは言語形式にも反映されていて、例えば、義母に対する呼称は、六甲方言では「おば」に相当する呼称が用いられるが、その際、義母が自分と同姓か否かによって呼称が変わる。同姓ならば、同じ一族と見なして「父方のおば」にあたる呼称、異姓ならば、「母方のおば」の呼称になる。義父は、義母の呼称がベースになり、「父方のおば」の配偶者、「母方のおば」の配偶者にあたる呼称が選ばれる。