ナカニシ クミコ   Kumiko NAKANISHI
  中西 久実子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 日本語学科
   職種   教授
発表年月日 2012/09/01
発表テーマ (レフェリーつき)学部生の日本語対面コミュニケーション能力開発を目指した基礎的研究
会議名 第30回社会言語科学会研究大会
主催者 社会言語科学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
開催地名 東北大学
発表者・共同発表者 坂口昌子・中西久実子・由井紀久子
概要 本稿では,NSの問題点からNNSの報告に関する談話を分析した.さらに,NNS固有の問題点についても考察してきた.その結果,次のことがわかった.
1.報告行為を遂行させるストラテジーとして,NSには問題であった「事実と意見を区別する」ということはできる.しかし,日本語力の問題で,意思疎通に問題をきたすNNSもいる.
2.談話構成能力として,聞き手に内容を予測させるために,先に概略を述べることはできる.また,順を追って構成された話し方はできる.
3.社会言語学的能力に関わる問題としては,NSのように独り言を口に出すことはない.ただ,NSとのコミュニケーションで困難回避ととられる可能性がある言語行動をとる場面が見られた.また,質問者のやんわりとした不賛成の意図をくみとれないことがあった.(『社会言語科学会 第30回大会発表論文集』pp.60-63、2012年9月1日発表 東北大学)