ナガハマ タクマ   Takuma NAGAHAMA
  長濵 拓磨
   所属   京都外国語大学  外国語学部 日本語学科
   職種   教授
発表年月日 2013/01/14
発表テーマ 北原武夫「マタイ伝」論ー戦後文学と聖書ー
会議名 韓国日本キリスト教文学会学術大会
主催者 韓国日本キリスト教文学会
学会区分 国際学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 韓国、仁川大学
概要 戦後発表された北原武夫の小説「マタイ伝」について論じたものである。まずは北原文学におけるキリスト教の影響について概観した。その結果、聖書を「背徳の書」として倒錯的に受容していることがわかった。さらに小説「マタイ伝」における聖書の参照個所を詳細に分析した。最後に「十字架のダイナミズム」がイエスやマタイの心を動かし、作品を展開させる原動力となっていることを明らかにした。