オカモト シンショウ   Shinsho OKAMOTO
  岡本 信照
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   教授
発表年月日 2022/10/02
発表テーマ 異端審問と対峙するネブリハ
会議名 日本イスパニヤ学会第68回大会 シンポジウム「ネブリハ学への多角的アプローチ ~ネブリハ没後500周年を記念して~」
主催者 日本イスパニヤ学会
学会区分 全国学会
発表形式 シンポジウム・ワークショップ パネル(公募)
単独共同区分 単独
開催期間 2022/10/01~2022/10/02
概要 ネブリハ没後500周年を記念するシンポジウムでの発表。1495年以降、ネブリハは文法研究に区切りをつけ、聖書釈義の研究に専念した。彼が晩年に出版したラテン語による著作の中で、特に『文字の音価と機能について』、『弁明書』、『聖書の50箇所の注解 第三版』を取り上げ、人文主義者としてのネブリハが目指したものは原典批判を方法論の基軸とする実証的文献学であり、聖書釈義と文法学との調和であったことを明らかにした。さらには、彼のこうした言語思想が『カスティーリャ語文法』の序文にも見出されることを指摘した。