オカモト シンショウ   Shinsho OKAMOTO
  岡本 信照
   所属   京都外国語大学  外国語学部 スペイン語学科
   職種   教授
発表年月日 1992/11/23
発表テーマ 中世スペイン語の自動詞複合時制
会議名 第1回京都外国語大学イスパニア語学科修士会
学会区分 研究会・シンポジウム等
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 京都外国語大学
発表者・共同発表者 岡本信照
概要 中世スペイン語で「運動」を示す自動詞が複合時制を構成する際の助動詞はserだったが、16世紀にhaberに取って代わるようになる。その理由を"haber + 他動詞p.p."と対格補語との性数一致率の減退や、serとestarおよびhaberとtenerの機能分化プロセスとの連動作用に求め、13世紀から16世紀の文献に基づいた頻度調査を通じて、これらは相関連しあう体系的な変遷であったことを実証した。