ユイ キクコ   Kikuko YUI
  由井 紀久子
   所属   京都外国語大学  国際貢献学部 グローバル観光学科
   職種   教授
発表年月日 2014/08/29
発表テーマ (ポスター発表)新日本語会話能力試験の開発 ―大規模外国語口頭試験が測っている能力の比較―
会議名 第14回 日本語教育シンポジウム
主催者 ヨーロッパ日本学会、ヨーロッパ日本語教師会
学会区分 国際学会
発表形式 ポスター
単独共同区分 共同
開催地名 University of Ljubljana (Slovenia)
発表者・共同発表者 由井紀久子、鎌田修、嶋田和子、野山広、西川寛之
概要 科学研究費の助成を受けて現在開発中の「日本語会話能力試験(仮称)」の基盤研究として、TOEFL等の英語、ドイツ語やスペイン語等の検定試験を対象に外国語の口頭能力試験を比較し、それらが何をもって会話能力と称し、どのような基準、どのようなテスト方法で、評価を行っているかを検討した。それぞれ言語のモード、技能、言語活動を意味している。評価基準については、類似の傾向がみられる。CEFRの枠組みを意識したものが多い一方、独自の項目、基準を提示しているものもある。試験方式として抽出できる特徴には、「即時性(即時対応/準備時間付)」、「聞き手の役割(対話型/語り型)」、「応答性(聞く力の扱い)」「情報取得」等がある。面接官の人数も1名、2名等があり、受験者もグループとなることがある。