ツツイ トモヤ   Tomoya TSUTSUI
  筒井 友弥
   所属   京都外国語大学  外国語学部 ドイツ語学科
   職種   准教授
発表年月日 2009/07/25
発表テーマ werden+不定形の「要求」について-義務的用法のwerdenはありうるか
会議名 広島独文学会 第90回研究発表会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 単独
開催地名 広島大学
発表者・共同発表者 筒井友弥
概要 「未来の助動詞」と呼ばれるwerdenが、「推量」の態度を表す場合、極めて話法の助動詞と類似した振舞いをする。このことから、先行文献では、werdenに認識的用法と義務的用法を認めるものもある。そこで、まずwerdenを伴う要求行為を表す文に注目し、その文構造を対象として、義務的用法がありうるか否かを問う。また、要求を表す文におけるwerdenが仮に認識的用法であるとして、その文の「要求の度合い」が極めて高い点に基づき、なぜ「推量」を表すwerdenの用法が、そのような結果を生み出すのかという原理を探る。