ユイ キクコ
Kikuko YUI
由井 紀久子 所属 京都外国語大学 外国語学部 日本語学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/09/10 |
発表テーマ | (ポスター発表)言語技能の習得を表す表現の認知意味論的分析 |
会議名 | 日本語教育国際研究大会 ICJLE’16 |
主催者 | インドネシア日本語教育学会 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | インドネシア バリ島 |
概要 | 言語を技能として習得するとはどういう認知プロセスなのかということを解明するための一つの手がかりとして、「上達のコツ」「この課のポイント」「解答の鍵/テクニック」等の表現を取り上げ、認知意味論的な分析を行った。日本語教育教材や日本語の試験対策本から収集した技能習得に関する語彙とコロケーションと比較し、「足がかり」「糸口」等言語技能の習得として低頻度の例と、「鍵」「ポイント」等高頻度の例を比べ、<+情報>の意味特性等について論じる。さらに、「あの人が鍵を握っている」「*鍵を握って問題を解く」「鍵を頭に入れて問題を解く」「*ツボを押す」「ツボを押さえる」等のコロケーションの相違を提示したうえで、Lakoff(1987)のメタファー論に基づいて分析した結果、<+流動性><容器としての身体>等について論じた。 |