| シマムラ ノリコ
            Noriko SHIMAMURA 島村 典子 所属 京都外国語大学 外国語学部 中国語学科 職種 教授 | |
| 項目区分 | 教育に関する発表 | 
| 期間 | 2025/08/09 | 
| 事項 | 日本習得者HSK5級関鍵詞写作難点分析 | 
| 概要 | 本発表では、HSK(2.0)5級“関鍵詞写作”(キーワード作文)における日本人中国語学習者の困難を明らかにするため、2025年6〜7月に日本人学習者(中上級)と中国語ネイティブ教員を対象に、それぞれアンケート調査を実施した。結果、学習者は①作文の構成、②キーワードの意味理解、③キーワードの用法、④文字数調整の4点に難しさを感じていたことが明らかになった。作文の構成では、教員が①5つのキーワードをつなぎ合わせる、②一部のキーワードからストーリーを構想する、という手法を用いたのに対し、学習者はこれらに加え、③理解できた語を起点に構想する、④提示順にキーワードを用いる、⑤ニュアンスで書く、といったストラテジーを用いていた。 |