サトウ アキコ   Akiko SATO
  佐藤 晶子
   所属   京都外国語大学  外国語学部 英米語学科
   職種   教授
発表年月日 2024/04/24
発表テーマ 占領期の感染症対策:日本の結核死亡率低下に貢献した産学官連携
会議名 まちかねカフェ
主催者 大阪大学理学部、大阪大学外国語学部
国名 日本
開催地名 大阪大学
会議区分 国内会議
講演区分 講師
単独共同区分 単独
招待講演 招待講演
概要 占領下日本で1950年から1952年にかけて結核死亡率が大幅に低下した。その要因は、デミングによる統計的品質管理(SQC)の導入である。GHQ/SCAPと日本科学技術連盟が1950年にデミングを招聘し、SQCセミナーを開催した。製薬業界はストレプトマイシンなどの抗結核薬製造工程にSQCを導入し、品質と生産性を向上させ、低価格での提供を実現した。本発表では、産学官民の四者連携により総合的な結核対策が可能となり、治療の質向上と普及に貢献したことを明示した。