タケシタ ルッジェリ アンナ
Anna Ruggeri Takeshita
竹下 ルッジェリ アンナ 所属 京都外国語大学 外国語学部 イタリア語学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2014/02/01 |
発表テーマ | (招待講演)イタリア人の視点から見た日本の禅ー白隠禅師の魅力の紹介ー |
会議名 | 国際言語文化学会 第1回大会 |
主催者 | 京都外国語大学大学院 |
開催地名 | 京都外国語大学, 京都 |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | 基調講演 |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
発表者・共同発表者 | 竹下 ルッジェリ アンナ |
概要 | 2014年2月1日に京都外国語大学において、国際言語文化学会第一回大会(共催:京都外国語大学大学院)で本講演を行い、なぜイタリア人である講師は禅の研究をするのか、ということについて説明する。キリスト教の国で生まれながら講師は、ヴェネチア国立大学日本語学科に通っている時代から禅に興味を持ちはじめた。きっかけは、仏教学者である鈴木大拙のEssay in Zen Buddhismという作品を読んだことである。その時、はじめて白隠禅師(白隠慧鶴、1685ー1768)の「隻手音声」という公案に出会い、禅師の教えに魅かれた。白隠は臨済宗中興の祖として知られて江戸中期の禅僧である。講師は、現在に至る20年間にわたって、白隠の研究および禅の修行を続けている。本講演では、この研究のプロセスについて語る。さらに、白隠の禅画を通して、禅師の魅力を紹介する。 |