タケウチ トシタカ
Toshitaka TAKEUCHI
竹内 俊隆 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2017/12/14 |
発表テーマ | 「中国の北極域政策と展望」 |
会議名 | 第4回 北極域研究共同推進拠点・北極域オープンセミナー |
主催者 | 北極域研究共同推進拠点 |
開催地名 | TKPガーデンシティPREMIUM 京橋ホール22D、東京 |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | 講師 |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
概要 | 中国の台頭を背景にした、その北極域政策を一帯一路政策と関連付けて説明した。中国の台頭は習近平の「中国の夢」やG-2提唱はよくある富国強兵政策、またはMake China Great Again政策とみなしたが、いわゆる中国覇権・席巻論には疑問を呈した。一人っ子政策のゆがみによる人口オーナスと社会保障や医療費の増大などがその主因で、また現在の自由貿易体制に依存していることを指摘した。北極域には強い興味を示し始めているが、現状では科学技術、気候変動、エネルギー資源への関心が主体で、その三大指針は、mutual respect, cooperation, win-winである。軍事的関心はまだ背景にあるが、核搭載潜水艦や北極域上空での北斗配備などでその重要性が増している。 |