タケウチ トシタカ
Toshitaka TAKEUCHI
竹内 俊隆 所属 京都外国語大学 国際貢献学部 グローバルスタディーズ学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/03/11 |
発表テーマ | 「北朝鮮の瀬戸際政策と対応策:その全体像」 |
会議名 | 国際安全保障フォーラム・イン・関西 2018 |
主催者 | 防衛研究所・大阪大学大学院国際公共政策研究科 |
開催地名 | 大阪大学中之島センター702号室 |
会議区分 | 国内会議 |
講演区分 | 講師 |
単独共同区分 | 単独 |
招待講演 | 招待講演 |
概要 | 北朝鮮の瀬戸際政策は、計算に基づく合理的な行動であるので、抑止は効果があると論じた。基本的にはやくざと同じで(チキンゲーム的な構造は同じでも、やくざは局面ごとに異なる対象とのゲームとなるが、北朝鮮はは同じ相手国との繰り返しゲームを行う点で大いに異なるが)相手の警戒感・恐怖感から短期的な利益を得る形となる。北朝鮮の瀬戸際政策は繰り返しゲーム的な側面があるので、いつも柔軟政策ではなく、時として強硬な対応を示す必要がある、そのため、やはり圧力は大切である。ただし、策源地攻撃論なドは、実質的な効果に疑問があるうえ、かえって戦略的安定性を損なうので、逆効果である。また、日本のMDは意図的に破れ傘であるべきである。 |